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【わかりやすく解説】集客できないホームページの多くに共通することとは?

【わかりやすく解説】集客できないホームページの多くに共通することとは?

「なぜ、私たちのホームページは集客できないだろう?」
「なぜ、問い合わせが全然来ないんだろう?」

そんなことを考えたこと、ありますよね。実は、このような疑問を持つのは、あなただけではありません。
多くの中小企業の経営者やマーケティング担当者も同じ悩みを抱えています。

ホームページは現代のビジネスにとって必要不可欠ですが、時にその潜在力を引き出すのは難しいものです。

私たちはSEO対策を得意とするホームページ制作会社として、こんな疑問に答えることが日常の仕事です。

ホームページがうまくいかない主な理由として、目的がはっきりしていない、ターゲットがぼんやりしている、デザインやコンテンツが心に響かない、そして、検索エンジンで上位に表示されないためのSEO対策が不十分であることが挙げられます。

このコラムでは、そうした集客の悩みはどこが原因なのかを、わかりやすく解説しています。
もう一度、あなたのホームページを見つめ直すきっかけになればと思います。

集客できないホームページの共通点とは

ホームページが期待通りの成果を上げない理由は様々ですが、いくつかの共通点があります。

ここでは、特に多くの中小企業が直面する主な問題点を挙げて行きます。自社のホームページに当てはまる問題が見つかるかもしれません。

目的の明確さが不足

目的の明確さが不足
ホームページを開設する際、最も基本的なことですが、しばしば見落とされるのが、その目的の明確さです。

多くのホームページは、具体的な目標や成果を思い描かずに作られることがあります。これは、あなたのビジネスにとって何を成し遂げたいのかを問うことから始めましょう。

例えば、より多くのリードを獲得する、ブランド認知度を高める、顧客との関係を強化するなど、具体的な目標を設定することが重要です。明確な目的があると、それに沿ったデザイン、コンテンツ、SEO戦略を立てることができ、結果として効果的なホームページになります。

ターゲットが曖昧

ターゲット

ホームページが成功するかどうかは、ターゲットとなる顧客をどれだけ明確に定義できるかに大きくかかっています。
しかし、多くのホームページは、誰に対して話しているのか、どのような顧客に価値を提供したいのかを具体的に考えていません。

例えば、若い世代をターゲットにする場合、最新のトレンドやモバイルフレンドリーなデザインを取り入れたコンテンツが効果的です。一方で、ビジネスプロフェッショナルをターゲットにする場合は、専門的な情報や詳細な製品データ、事例研究などのコンテンツが適しています。

あなたの製品やサービスに興味を持つであろう人々は、どんな特徴を持っているのでしょうか?
年齢、性別、興味・関心、居住地などを考慮してターゲットを詳細に特定することで、彼らに響くコンテンツやデザインを作成し、訪問者の関心を引きつけることができます。

ターゲットが明確であれば、それに合わせたメッセージングやプロモーション戦略を展開することで、効果的なコミュニケーションと高いコンバージョン率(訪問者が望む行動を起こす割合)を実現することが可能です。

デザインと使いやすさの問題

デザインと使いやすさの問題

ホームページのデザインは、見た目の良さだけでなく、使いやすさが重要です。

使いづらいデザイン、例えば複雑なナビゲーションや情報が多すぎるレイアウト、読みにくいフォントや色の使用などは、訪問者を迷わせ、最終的には離脱、つまりサイトから離れていってしまう原因となります。訪問者が求める情報を簡単に見つけられるクリアな構造が求められます。

さらに、スマートフォンやタブレットなど、様々なデバイスで快適に利用できることも大切です。使いやすさを考慮したデザインは、訪問者を顧客に変える上で大きな役割を果たし、サイトの離脱率を減らす助けとなります。

情報の充実と定期的な更新

役立つコンテンツ

ホームページの魅力は、提供する情報の内容によって大きく左右されます。

訪問者にとって役に立つ情報や、興味深い情報、知りたかった情報を提供することで、彼らの注目を集め、何度もサイトを訪れてもらえるようになります。

一方で、内容が薄い、または古い情報が多いと、訪問者はすぐに興味を失い、他のサイトへと向かうかもしれません。

定期的なコンテンツの更新は、ホームページを常に新鮮で関連性の高い状態に保ちます。これにより、訪問者が継続してサイトに関心を持ち、訪れる頻度が増えることが期待できます。

SEO対策が不足

SEO対策

検索エンジン最適化(SEO)は、ホームページを検索エンジンで見つけやすくするための重要なプロセスです。

多くのホームページは、適切なキーワードの選定、有益なコンテンツの提供、効果的な内部リンク構造の構築など、SEOの基本をしていないまま運用されています。

これでは、本来見込み客になるはずだった顧客がGoogleで検索してもあなたのホームページを見つけることができずに他のホームページに行ってしまいます。

特に小規模なビジネスでは、SEO対策を通じて検索エンジンでの見つかりやすくする視認性を高めることが、新規顧客獲得の重要な手段となります。

SNSとの連携不足

SNS

SNSは現代のオンラインマーケティングにおいて重要な役割を果たします。しかし、多くのホームページは、Facebook、Twitter、InstagramといったSNSとの連携を十分に活用していません。

ただアカウントを作成し、いくつかの投稿をしてみたものの、すぐに反応がない、フォロワーが増えないといった理由で諦めてしまうことは避けるべきです。

それぞれのSNSの特性を理解し、どのようなコンテンツを投稿すれば良いか計画を立てることが重要です。定期的で戦略的なSNS活用は、新しい顧客層へのアプローチや既存顧客との関係強化に役立ちます。

アクセス解析をしていない

アクセス解析

ホームページの効果を最大限に引き出すためには、訪問者の行動を理解することが不可欠です。

しかし、多くのビジネスでは、アクセス解析を行っていない(入れていても見てない)ため、どのような人がサイトを訪れ、どのページが人気か、どのような経路で訪問しているかといった重要な情報を見逃しています。

Google Analyticsなどのツールを利用してアクセスデータを収集・分析することで、訪問者のニーズに合わせた改善や最適化を行うことができます。アクセス解析を実施することは、ホームページの成果を向上させるための重要なステップです。

プロモーションの不足

プロモーション

たとえどんなにホームページが素晴らしくても、それを知らせるためのプロモーションが不足していれば、多くの潜在的な顧客には届きません。

多くのビジネスでは、オンライン広告、メールでの情報提供、人気のあるSNSユーザーとの連携などのプロモーション手段が見落とされがちです。
これらの方法を使うことで、新しい顧客にアプローチし、あなたのブランドを広く知ってもらうことが可能です。

また、既存の顧客に対して定期的に情報を送ることで、長期的な関係を築き、再度購入してもらう機会を増やすこともできます。効果的なプロモーション戦略は、ホームページへの訪問者数を増やし、ビジネスの成長を加速させる鍵となります。

運用体制がしっかりしていない

ホームページ運用体制

ホームページの効果的な運用は、その設計や立ち上げだけでなく、長期的な管理にも関係してきます。

しかし、多くのビジネスでは、社長自身が運用を行なっていたり、専門知識を持たない担当者が本来の業務の合間にホームページの管理を行っています。

このような状況では、ホームページの継続的なメンテナンス、ページの更新、セキュリティの強化などが疎かにされがちです。
結果として、サイトが古くなったり、セキュリティリスクにさらされたりすることがあります。

また、定期的なコンテンツの更新やユーザーからのフィードバックへの迅速な対応は、サイトを魅力的で関連性のあるものに保つために必要です。誰が・どのように・どれくらいなど計画的かつ適切な運用体制を設け、長期的なビジョンに基づいてホームページを管理することが、成功の鍵となります。

まとめ:ホームページの潜在力を引き出すために

今回のコラムで、多くの中小企業が直面するホームページの集客の問題を一般的な共通する問題点を挙げて見てきました。

目的の明確化、ターゲットの特定、魅力的なデザイン、内容の充実、定期的な更新、そしてSEO対策など、これらはホームページを成功に導くために重要です。

しかし、限られた人手とリソースの中でこれら全てを自社だけで実施するのは簡単なことではありません。
特にSEO対策は、専門的なスキルと継続的な努力が求められます。

私たちTNGCグラフィックスでは、ホームページの制作からSEO対策まで、あなたのビジネスに合わせた幅広い支援を提供します。私たちの支援によって、あなたのホームページはより多くの潜在的な見込み客にアピールし、ビジネス目標達成の強力な味方となるでしょう。

詳しくは、SEO対策ホームページ制作 をご覧ください。
限られたリソースの中でも、あなたのビジネスの潜在力を最大限に引き出すためのサポートをさせていただきます。

この記事の執筆者

谷口正頼
TNGC Graphics代表

谷口正頼

デザイン業界に身を置いて二十年余り、独立して十数年になります。大学では社会福祉を専攻しておりましたが、世界的なデザイナー中島英樹の作品に触れ、デザイナーに憧れを抱いていたものの、デザイナーって専門の学校出てなければなれないのではという疑問を知り合いの先輩デザイナーにぶつけてみると「学校出てなくてもなれるよ」の一言で目から鱗。独学で猛勉強してデザイナーに。グラフィックデザイン会社やウェブ制作会社を経験したのち、フリーランスとして独立。

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